内容はノンフィクションとフィクションが混在しております。
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| １２月下旬 〜年の瀬〜 今年の暮れは『サラ金強盗』の話題が一切出ませんでした。 どうやら強盗（予備軍）もサラ金を襲う事によるメリットとデメリットを考えればあまり『魅力』を感じなくなったのでしょうか？ 以前のような模造犯はいなくなったようですが、テレビでSMAPの中居君が主演した『模造犯』が放映されました。 最後に主人公が爆発するんですが、アレは一体なんでしょう？ 強盗どころか、１２月２５日に名古屋で２６歳の男性がに１ドル紙幣と５００円札を名古屋テレビ塔展望台からばら撒くという事件が起きました。。 あしぎんＦＧの株を『モラルハザード相場』で大儲け（８千万ほど）したそうで、『お金に困っている人へ配ろう』と思い、紙幣をバラまいたそうです。 １ドル＝約１１０円。５００円紙幣のほうがありがたいですなぁ。 バラまいても『お金に困っている人』に行き渡るとは限りません。あえて言うなら１ドル紙幣や５００円紙幣をもらっても、助かりません。 バラ撒くお金を元手にもっともっと儲けて、本当に困っている人に手渡してあげるのが一番だとおもうのですが・・・ ま、とにかく『景気のいい話』です。ぜひとも高知でもバラまいて欲しいもんです。 来年のスローガンは『上を向いて歩こう』に決まりです。 先日、リンク先の『大夜逃げ学』が閉鎖されました。 どうやら『○ちゃんねる』で話題になり、『債務者』を侮蔑するような内容に反感を持たれたのが理由なようです。 借りたお金を返さないヤツから取り立てたからって、ナニが悪いんだ？！ 返す能力があるくせに、返さないヤツの権利ってあるのか？ 貸した金が返ってこなくなることにより損害を蒙る『債権者』こそ『被害者』だとボクは思います。 この国は破産者（＝破綻者、経済的及び精神的破綻者を含む）に対して甘すぎる！！ こんなんじゃモラルハザード以前の問題だ。バイオハザードも出来やしない！国民のほとんどが『自己破産』で（債務）リセットしかねない。 ま、仕方ないか・・この国自体破綻状態なのだから『破産奨励金制度』でも作ればいいさ。 あと数年後には 国：あぁ・・もう国債の借金を国債で払うのはイヤです・・・(:_;) 人：そうだよな・・借金を借金で返すってのはホントイヤだろ？ 国：判ります？判ってくれます？しかもその借金作ったのって、○○首相の時代ですよ！？ 人：ええ、私も数年前自己破産するまでは同じ気持ちでしたもの・・ 国：じゃ、私も破産していいですよね？誰も恨みませんよね？ 人：いいんじゃない？私たちも破産することで借金チャラにしてきたんだし〜 国：大体金貸しのヤツら儲けすぎてるんだよね〜 人：私もそう思うよ。ムカつくなら金利下げちゃえよ。 国：でもなぁ・・アイツらの税金って結構助かるんだよ。金利下げると税金も減るし・・ 人：あぁ、私もお金借りるときはアイツらが『神様』に見えたよ。 国：・・・そんなもんだよね〜 人：ま、借りたもん勝ち！てなシステム作ったのもアンタらなんだから、いいんじゃない？ 国：だよね〜！やっぱ『権利』は『行使』しなきゃね！ なんてことになりかねないですね。 以前娯楽室で紹介したマンガ『め組の大悟』が実写版ドラマで放送されるそうです。 このマンガにより消防士への志願者が爆発的に増えたという伝説のマンガです。 政府としてはイラク『出兵』で人気が落ちてる『自衛隊』モノマンガをぜひとも描いていただきたいものでしょうね。 ウチにも消防士の債務者がいます。民事再生後ウチで借り入れをしたファイヤーマンの話です。 元々Ｍの連帯保証をした際、『自分でも連帯保証人になれるんだ！』ということから自信を得て、自分もゼヒ主債務者になりたーい！との哀願によりファイヤーマンにも融資したんですが、Ｍが会社でリストラ喰らってプーになってしまい、ファイヤーマンのケツに火がついてしまいました。 ファイヤーマンに『Ｍさんの支払いが遅れてるんですよぉ・・・』と言うと、『自分も困ってる。しばらく待ってくれ！』という常識的模範回答の翌日、『Ｍの債務を自分が引き受けるから増額してくれ！』と大胆提案をしてきました。 Ｍから今後返済を得るのは難しい。ファイヤーは公務員。しかも民事再生済み。ということでファイヤーマンにＭの負債を被ってもらう事にしました。 ファイヤーマンはＭの負債を自分の債務に加算することで５−６万円の現金が渡ります。ファイヤーはその現金を手にしたまま入院してしまいました（本人談） およそ１ヵ月後、ファイヤーマンは退院してきましたので、支払の催促をしました。 あきす：ファイヤーさん、いい加減に入金しないと・・ ファイヤー：わかってます！わかってます！すいません・・ あきす：ボクらも慈善事業してるんじゃないし・・ ファイヤー：わかってます！わかってます！ あきす：借り入れして１回も返してないんですよ？ ファイヤー：わかってます！わかってます！ あきす：電話もつながらないし、ヨメさんは電話で冷たかったし・・ ファイヤー：・・ヨメとは別れてます・・ あきす：でも自宅はアナタの名義でしょ？差し押さえできますよ? ファイヤー：え？民事再生したのにですか？ あきす：あなたは再生決定後ウチからお金を借りてるんですよ？再生とは関係ないでしょ？ ファイヤー：・・あぁ、そうかぁ・・ あきす：とにかくですね、一日も早く ファイヤー：わかってます！わかってます！ 判ってます！判ってます！って、おまえはソニンちゃんかぁ！？ わかっているならチャッチャと入金しろよ！ 実際はなーも判ってなんかないくせに『わかってます！わかってます』と繰り返され、しかもコッチの話の途中で遮るように『わかってます！』と言われると余計腹が立ちます。 あまりに腹が立ったので、来店（入金）時『今度返済遅延すると即刻給料仮差押してください』という文面を書いてもらいました。 すると翌月からキッチリ入金してくるようになりました。 払えるんなら最初から払えよ！ 要は『脅されなけりゃ動かない』ってヤツなんですね。 そもそもウチで民事再生申請した４人のうち、２人は再度借り入れの申請があり、貸付しております。 破産者に至っては１０人中２人くらいの割合で免責確定後なにくわぬ顔で再度借り入れ申し込みしてきます。 しかもこんな感じです。 破産者：えへへ〜ごぶさたです〜またお金貸してください〜 あきす：アナタ、破産したばっかりでしょ？ 破産者：やっぱお金が必要なんですよ〜 あきす：誰か保証人いますか？ 破産者：え？破産したから他に借金ありませんのよ？保証人不要でしょ？信用してくださいよ〜 あきす：いえ、出来たら保証人お願いしたいんですが・・ 破産者：一度破産してるから、誰も保証人なってくれないんですよ〜 あきす：保証人から信用されない人をウチが信用するんですか？ 破産者：じゃ、トイチ（１０日で１割）でも結構ですよ？ あきす：余計信用出来ないですよ。そういったトコロから借金があるんでしょ？ 破産者：・・・・・(:_;)・・助けてください〜他に言うトコロ無いんですよ〜 あきす：やっぱりね。警察は？ 破産者：民事だから知らない！って・・しかも『一度破産しておきながら・・』って言うんですよ〜 あきす：ま、アタリマエですわな。あきらめなさい。 破産者：・・・・・(:_;) ガチャリ。 こんなんばっかりの現実の中、来年から『ヤミ金対策』として貸金規制法が強化され、いろいろとジャマくさくなります。 そもそもヤミ金する人間を排除するのに、入会金（更新料）をアップしてなんの意味があるの？ ヤミ金する人間からすると、許可なんか必要ないし、罰則なんか恐れちゃいないよ。 というより、こんな債務者を救済する必要あるの？ ２００３年の最後にこんなグチなアップをしてしまいました。どうもすいません。 今年も１年ご愛読ありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いします。良いお年を・・・ |